レコードの時代。

 生まれて初めて買ったLPレコードは、小室等「私は月には行かないだろう」だった。あまり間を置かず高田渡「ごあいさつ」も買った。
 キング・ベルウッドレーベルの最初期のリリースだった。三浦光紀という、ある意味では天才的なプロデューサーの手になる社内レーベルとしてスタートし。六文銭のファーストアルバムがそれに続き。ボクは彼と一度手紙をやりとりしたことがある。後にベルウッド・レコードとして独立し、現在に(!)連なっている。現在どうなってるかはよく知らない。
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 教えていただいて大阪・梅田・グランフロントへ出かける。人の多さに眩暈がする。土曜の午後だしな。予定通り少し迷って会場に辿り着く。


 こういうことになっている。
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 憧れだった。「LPレコード」というものが。
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 その歴史を辿ってくれる展覧会。
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 歴史になってしまうあの頃の日々。
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 サイモンとガーファンクルに久しぶりに出会う。
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 そう、こうだった。
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 金沢工業大学のコレクションだという。
 きっといかれたオヤヂが教授にいたのだろう。……大学というところはそういうものだった。

 折しも満月だった。

 入場無料で、会期はまだあります。
 ……また行こう。

by club_suspenders | 2017-07-09 22:22 | かいわれ通信 | Comments(0)

本とその周辺の日々。


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