嫌も応もあるわけがない。
2017年 08月 07日
仕事場に着いて朝一番に、午後からの部室練習を入れている「ガラ軽」のバンドの代表のコらのところへ電話して、今日は練習お休みで、と連絡する。またしても芸能マネージャーのような仕事であります。だって。
なんとなれば台風5号が接近中。約1時間後、京都市にも暴風警報が発令される。練習中の午前組にも、速やかにお帰りいただく。やれやれ。こちらも11時過ぎには雨の合間をぬってスタコラ脱出を果たす。
ぼんやりとテレビのニュースを見ながら台風の通過を待っていると、12日の同窓会の幹事さん、ワシヤ君からメールが届く。
「一番遠くからの参加者に乾杯の挨拶、発声をお願いしています。突然ですが宜しくお願いします」とのこと。ハイ、その事情は存じております。たぶん前々回、2010年の時にもボクはみんなの前で乾杯の挨拶をしたことがある。「高校時代から身長も体重も全く変わってなくてなんだか申し訳ない」としゃべった記憶が。
その時の写真が残っている。
恩師ムトウ先生と。この人がボクの人生に大きなサジェスションを与えてくれた。京都に来ることになった遠因もそこに。京都大学文学部を卒業してらっしゃる。万葉集かフランス詩か、どっちを専攻しようか最後まで悩んで、郷里で国語教師にならはった。ボクは彼のランボーの詩の授業を一度だけ聴いたことがある。教室にいらっしゃるなり、突然黒板にフランス語の詩を書き始めはった。
左にいるイズミ君はアサヒ新聞の記者であります。
今回は女子代表・東京のヤマザキミチコさんと一緒に挨拶を、とのオファーが。高3A組のクラスメートでした。と言うよりも、高1の時すでに、ムトウ先生のもとで一緒だったんじゃなかったか。
とんでもなく可愛らしかったクラスのマドンナとともにステージに立てるのなら、ボクに嫌も応もあるわけがない(笑)。
by club_suspenders
| 2017-08-07 19:46
| かいわれ通信
|
Comments(0)